モバイル通信(携帯電話、スマホ、iフォン)は
端末と端末の間で直接無線通信を行っている訳ではない。
必ず地上に設置された基地局を経由して行われる。
Aさんの携帯とBさんの携帯で通信をする場合には
以下のような通信経路となる。


 Aさんの携帯
   ↓↑
  (無線)
   ↓↑
 Aさんの近くの地上基地局
   ↓↑
  (有線)
   ↓↑
 Bさんの近くの地上基地局
   ↓↑
  (無線)
   ↓↑
 Bさんの携帯


 端末と基地局の間の無線通信は
 通信状態が良いときは節電状態となり
 端末から出力される電磁波は弱くなるが
 逆に通信状態が悪い時には
 端末は通信出力を上昇させて通信切れが
 発生しないように出力レベルの調整が行われる。

 端末と基地局との通信は操作中だけではなく
 待ちうけ時でも定期的に基地局との通信状態の確認が行われている。
 この通信時にも出力レベルの調整は同様に行われる
 端末の電源を切らないと電磁波リスクを完全には回避できないのはこのためである。
 

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